2013/06/28

丘サーファー



THIS IS MY POEM
俺は丘サーファー。
波に乗れない俺たちは女に乗るしかない。
腰をふって、波に乗って。
女は飽きるけど、
波は自然だから飽きやしない。
詩人はのってないと絶対に読めない。
ギャラリーをうろつき、一般的な常識。
文化をクロスオーバーするサーファー。
サーファーやめるってわかんないんだよね。
波が、波が立ったらサーファーじゃない。
サーファーやめるってどういうことなんだろう。
波は永遠につづくけど、
いい波は一生に一度あればいい。
波はかぎられた資源だから、
資源だからできるだけおおくの人にゆずればいい。
みんなのことも。
俺は丘サーファー。
女に乗ることもたまにはゆずるさ。
全部の女に乗れるわけじゃない。
地球上の全部の女に乗れるわけじゃない。
俺はぜんぜん乗れないかもしれない。
考えてない、乗って欲しい。
乗せて騎上位だろうとかまやしない。
立ってやれなかったら男じゃない。
バックでやれなかったら男じゃない。
立てなかったらサーファーじゃないし、
波に乗れなかったらサーファーじゃない。
でも、乗せるって気持ちはいつだってあるさ。
波が立てばね。
女がいればね。
でもいない。
男だけふたり。
でもホモってないぜ。
俺がどんなにキミを愛しているかなんて、
乗ってわかるわけじゃない。
ただ、音。
音でコラボレーション。
コラボレーションなんて軽々しく使いたくないんだけど、
俺は丘サーファー。
軽々しく女は乗せやしないぜ。
乗って欲しいって願望はあるぜ。
でも、今日はダメだった片思い。
俺の好きな片思いだよ。
いつものやつさ。
だって、片思い楽だよ。
本当になるとつらい。
どうせ乗せないよ。
軽々と乗せないよ、丘サーファー。
波が来れば丘サーファー。
都会にいても丘サーファー。
人口密度が増えたって丘サーファー。
サーファーは減るわけじゃないし。
波は資源だからかぎりがあるし、
女もかぎりがあるけど地球の全部の女に乗れるわけじゃない。
バイクには乗るさ。
自転車にだって乗るさ。
女には乗せたいだけ、
乗せて乗せまくって自分にちょっと甘えてね。
ティムシー、
ティムシー・リアリーっているじゃないか。
天国を想像しよう。
波は想像すれば来る。
「バスと女は待てば来る」
来ないバス停だってあるさ。
俺はそんなバス停。
来ないバス停。
待っても来ない。
グレイト、
グレイ・ハウンド。
アメリカの停留所。
もう閉まっているヤツ。
バス・ターミナルに立っているだけ。
女は立ちんぼだけ。
でも、金がない。
買えない。
乗せたくてもビールくらい。
おごってあげたんじゃなく、おごってもらうだけ。
そりゃ、商品には手を出せない。
手をつけない。
俺だってジェントルマン。
丘サーファー、
ジェントル、ジェントル、ジェントルな丘サーファー。
乗せないって思っても口には出せない。
軽々とは、
出かかっても押さえる。
それが楽しいんだよ。
出しちゃったら終わりさ、男は。
丘サーファー。
これはギャグでやってるだけなんだ。
真剣にやってないから、
商業主義にはなってない。
軍国主義にもなってない。
独裁主義にもならない。
赤いジュ−タンの上も歩きたくない。
国会議事堂、
見てみろ、アレはロボットだ。
ロボット。
銀座から帰って来るときよく思っていた。
ロボットが建っているだけ、
赤いジュ−タン。
ちょっと毛足の長いヤツ。
真っ赤な国会議事堂のジュ−タン。
歩けないし歩きたくない。
政治なんて俺には関係ないし、
せいじ ジェラシー。
やめるよ。
手をつけないから大丈夫。
触るだけ、
心をそおーと触るだけ。
あとは全部彼にまかせているよ、
せんじだけ。
ガバメント せいじ。
信じろ 俺は絶対に手をつけない。
ガバメント、せいじ。
ガバメント。
小沢、小泉、ふざけんなよ。
国会議事堂、
ロボット、ロボット、ロボット。
昔のロボット、
ペーター佐藤さんの家。
極楽鳥の上、
ロボット、ロボット。
昔のパンクスの入り口。
新聞、天井、昔のロボット。
セメント打ちっぱなし、安藤忠雄じゃない、
ただの丘サーファー。
俺はただの丘サーファー。
湘南ボーイさ。
シティボーイと両立できる丘サーファー。
サーファーやめるってどういうことなんだろう。
私たちの文化に与える重要性かな。
人間の性質の中で欲の存在は病いである。
俺はドクターじゃないけど丘サーファー。
ドクターなんて、
人間の命を預かれるほど責任感ないし俺は丘サーファー。
波に乗れない丘サーファー。
女にも乗れない丘サーファー。
今のは失敗、
しっぱいのぱい。
パイは四つあって、
パイ パイ パイのパイ。
3、14知ってる。
直径出すヤツ。
数字にはつよいぞ、
女にはよわいけど。
馬鹿じゃないんだ。
「アホになれることがいちばん利口だ」
と、おばあちゃんに言われただけ。
俺は藤山寛美でもないし、
漫才師でもないけど。
見ればたぶん笑うよ。
でも、見せない。
俺は隠れていたいんだ、
隠れパンクス。
俺には入り口はたくさんあるけど出口がない。
出たくないんだ。
真空パックの中に入っているだけ、
俺は丘サーファー。
たまにはパンクスもやるけど、
つぎはぎの精神病院の服なんて着やしない。
アレはデブには似合わない。
点をふたつ取ればただのテフ。
俺は丘サーファー。
重力の重いロングボードのサーファー。
ロングボード。
ソウルサーファーって言われたこともあるけど、
ソウルはあまり持ってない。
えっ「カン サ ミダ」
アレはソウルだよ。
ボクはジャパニーズ。
アイム ジャパニーズ。
でっかいけど ジャパニーズ。
アメリカンに似ているけどジャパニーズ。
アイム ジャパニーズ。
アイム 丘サーファー。
天国を想像している丘サーファー。
意味を持たない丘サーファー。
もう疲れたから。
サーファー サーファー サーファー。
もうそろそろヤメるけど、
俺は本当の丘サーファーだぜ。
真の波に乗らない丘サーファーだし、
女に乗らない丘サーファー。
波を求めて波に乗り、
一生を送ることがOKと確信した丘サーファー。
さらに私は歳をとり、
波乗りの技量が衰えようと100%丘サーファーでいられる。
依存しないし、
努力に努力してつづければいい。
肉体が衰えても俺は丘サーファー。
一生人生丘サーファー。
はじめっから丘サーファー。
そこから得られるエネルギー、
よろこび、報酬、偽善。
完璧でとるべき価値。
俺は丘サーファー。
未来を求める丘サーファー。
スケートボードだって乗るさ。
たまにはね。
でも、アスファルトはジーパンを切るだけ。
銀行の駐車場で乗ったらつかまるぞ。
アメリカでは空き地でやれ。
SFはやめとけ、
人口が多すぎる。
東京はスケーター天国さ。
まだまだスケーター天国。
スケーター天国、
でも俺は丘サーファー。
誰もやってない丘サーファー。
ひとりだけの丘サーファー。
おいちゃんの丘サーファー。
俺は丘サーファーだぜ。
サーフィンってそんなもんだろ。
波を求めているだけだよ。
「波と女は待てば来る」
来ないこともあるけど。
俺は天使、メシア。
丘サーファーのメシア。
これで終わりさ。
グレイト、
グレイト、グレイト、グレイト。
エクセレント グレイト。
ジ エンド、 ジ エンド。
  御供 2013/6/28
PS:2006年頃に即興で呼んだ笑いの詩をテープ起こしをした。久しぶりにあの時がよみがえった。

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