2011/12/22

今日で終わる



やっと今日で終わる。
辛く長い道のりだったけど、
晴れて今日で何もかもが終わる。
人間として自由に生きて行ける。
私の人生は人一倍でこぼこの多い道だ。
誰もが想像できないだろう。
これも詩人にかせられた道なのかもしれない。
詩を書くことがこうしてできるのも、
私に与えられた道なのだと理解している。
でも私は決してめげないで堂々と進んで行くことを決めた。
どんなに激しく辛い道だとしても、
私はあきらめない。
人間的であるからこうして苦しむ私がいる。
私の道は普通でない道。
端から見れば考えられない程、
起伏にとんだ道かもしれない。
でも泣き言など言いたくない。
私は私の人生を精一杯生きる。
だって、私の人生なのだから。
私は私の体験からくるいくつもの言葉を使って、
私自身の詩を書く。
今考えてみれば、
あの時、あんなに落ち込んでいた私が嘘のような今日がある。
今日のこの日は私にとって再出発の日になる。
私が考えてきたたくさんの時間の中にひらめいたり、
蓄えられたエネルギーを思う存分生かして書く。
そして、私をささえてくれた幾人もの人たちに感謝する。
恩を返していかなくてはならない。
少しづつ返して行こう。
人間の人生にとって大切なのは最後に笑うこと。
生きて来た日々を振りかえって幸せだったと思うこと。
死んだように生まれて来た日々よ、さようなら。
これからは毎日を一日一日充実した日にしたい。
5年、10年先を考えて生きていたい。
悔いのないものにしたい。
友よ、どうもありがとう。
私はひとまわり大きくなったような気がする。
どんなことにも立ち向かう勇気を持って、
ひとつひとつ着実にクリアして行こう。
そして完結した人生を強く望む。
多くの苦難は、
私の人生の貴重な体験となって詩を書く。
今日からそして、終わりのない楽しみの中に。
  御供  2000/12/3

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