2011/10/01

くたばりたくない



毎日、眠ったように日々を過ごしている。
少ない食べ物は残り余さず口にする。
薄暗い小さな部屋の中で私はくたばりたくない。
月も太陽も笑いかけてくれない。
4つの季節は手にとるようにゆっくり進み。
私は生きる喜びのすべてを失っている。
私はくたばりたくない。
年老いていく日々が怖い。
体が自由に動かなくなるのが怖い。
私の心は傷つき不安の中に沈む。
もしも私に生きるすべがあるとしたら、
ここを通り過ぎたその日にやってくる。
今ここに何もない日々がある。
何もない。
私がくたばりたくない。
もうこれ以上言わないよ。
だって、変わりはしないもの。
じっと耐えるしかない。
私は永遠の意識の中に自分を置く。
頭の中も眠って過ごせば、時も過ぎていくのか。
いろんなことを闇の中に置く。
そして待っている。
私には終わりが見える。
私はくたばりたくない。
私の心を揺さぶるいくつもの誘惑。
私はくたばりたくない。
人生はやって来る。
 御供 2000/3/31

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