2011/10/02

ガラス窓の向こうで



狭い窓はかすかな光を拾っているだけ。
どこかでゴーという音がかすかに聞こえる。
空腹はいつものことだが暗い予感の中にしまっておく。
私は社会との間を揺れ動いていた。
許したり束縛したりする言葉が飛び交う。
私はわからなくなる。
私は孤独に目を向ける。
心は不安で曇っている。
ガラス窓の向こう側ではいろいろなことが繰り広げられている。
少しの光を求めて歩き出す。
あてのない旅へ。
 御供 2000/3/3

0 件のコメント: