2011/10/20

将来に



雨は止んでいるがいつ降り出してもおかしくない空模様だ。
東京の街を押しつぶしそうとするような重たい雲。
放射能に誰もが無言でおびえている。
東京の町並みはどこまでも明るく美しく見える。
そう、見えるだけ。
まるで蜃気楼のようだ。
誰もが思っている同じようなことを。
不安が日本を覆い尽くしている。
将来に不安を感じている。
だが、その歳になるまで予想ができない。
あれこれ想像することはできる。
将来がどうなるかなんて考えられない。
人は何のために毎日の生活に耐えているのだろう。
いつになったら、理想の生活に手が届くのか、
手が届くことなどあるのだろうか。
バラ色の未来に向かっている。
働き過ぎだといわれる日本人。
いつ交通事故で死んでしまうかもわからない。
癌という病気に恐れる。
将来のことなど考えてもしようがないのか。
いや違う。
楽しんで心豊かに歩いていく。
わからない将来に自分の心が納得する。
そう生きていく。
 御供 2011/10/20

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