孤独の

自分の孤独が恐ろしく、

ワッーと大声で叫び出したくなる。

空がブルーになるとき、

夜が暗すぎるとき、

一日が静かすぎるとき、

自分がさみしくてたまらない。

ひとり泣きたい気持ちになる。

頭が重く割れそうになる。

さびしさが宿ってしまったと感じる。

自分の心がそうさせる。

孤独というものを連れて来る。

天から恵みの言葉をひとつ授かったときのように、

孤独は似ている。

素晴らしいじゃないか。

人はさみしいときに詩人になる。

人はさみしいときに人に呼びかけるから。

　御供　１９９９／７／３０