2011/07/27

デザインというもの



デザインをすることばかりがデザインだろうか。
デザインはシンプルに時代をさかのぼりつつあるみたい。
ただそこに存在する素材は新しく変化している。
レプリカとかコピーとか言われるが真剣に模倣したものは、
やがて命が宿ってピノキオのように本物になる。
「心を込めて真剣に作り向かい合う」
ということが真の意味のデザイン。
21世紀の今、すでに多くのものがデザインされていると思う。
デザインの世界は飽和状態。
それゆえに思いっきり真似て創り出す。
なおかつ新しいマテリアルを使えば、
新しいデザインになる。
奇をてらうようなデザイン過多のものはいらない。
デザインしなければデザインじゃないと考えるものもいらない。
新しい斬新なデザインよりもシンプルに素材をいかす。
何故というとそれがいいデザイン。
それは編集に似ている。
作り捨てのものはいらない。
素材を決めたらシンプルにつくる。
なるべく長く使う。
シンプルで普遍的なもの。
そう、それがデザインだ。
 御供 2001/10/10

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