自分の思いつくままにイマジネーションを解放し、
何も包み隠さず勇敢に書きたいことだけを書く。
自分の奥底から出てくる書きたいものだけを書く。
時には魔術的なことも書き、
人生を要約したものを書く。
自分が他人に伝えることのできない何もかを書く。
自分の魂のおもむくままの真実を書く。
あるいは他の黄金の耳を持つ者のために書く。
現代の世代のことについて正確に書く。
文法や手法など気にしないで書く。
新しい形体を作り上げるかのような散文を書く。
時には抽象的な詩を書く。
野性的な精神の詩を書く。
無意味なイメージを沸き上がるままに書く。
時にはビートのようなリズムを持たせて書く。
簡単な言葉でわかりやすく書く。
予言するように現代と未来をおきかえて書く。
自分の想像力に力を借りて永遠の真実を書く。
自分の脳みそ中の宇宙を書く。
詩の中で大切なのはナチュラルなインスピレーションを書くことだ。
その出来上がりの詩が神秘的な味わいを持つことが必要だ。
芸術的な形でなくても、
意味深い日常を書くことが必要不可欠だ。
自発的にそのイメージの独特のフォルムを使い。
自分らしい詩に到達することだ。
心の絶叫をさりげなく自分らしさの詩は、
かならず相手の共感を呼ぶ。
その呼吸のように自然に書く。
思想の生理的な精神のインスピレーションがあるとしたらば、
その人は賢い自分を出せばいい。
望まれるのはどんなアカデミックなことより、
より安易に書きつづけるということを第一に置くことだ。
書きたいことがあるから書くという衝動こそがいちばん大切なことだと思うんだ。
自分の会話。
日常会話こそ長い散文の自然な結果である。
まったく気まぐれで手におえないばか騒ぎの散文であっても自分らしさで書く。
21世紀に愛を込めて光のリズムで書く。
巨大なオーガニックで作り上げたやり方で書く。
DRUGSの力を借りてある時は狂ったように書きつづける。
後で読み返すことのできないような内容であっても書く。
カフェで自由気ままに書く。
旅先でみたことをすぐに書く。
バスや列車、飛行機の中で書く。
ひとりごとのつぶやきで書く。
友との会話を忘れぬうちに書きなぐる。
書くことは自分への記録。
社会へ訴えるメッセージ。
良くなって欲しい世の中への燃えるあつい言葉。
いくつかのバリエーションを持って書く。
自分の詩は誰のためのものではなく、
自分のためのものである。
この今を書きとめるということの大切さが書かせるのだ。
走りつづけている車を止めて書く。
ちっぽけな宿屋のベットで書く。
詩は書かれた状況を知らない愚かな人間には理解されない。
共感を集めるすぐれた詩は時代を超えて人々の心の中に入り込んで行く。
詩がいかに生まれるかを知らないヤツらに詩は理解できない。
自分の詩は天使の歌声のように透明で清らかなものである。
政治家の声のように噓のものではない。
役人の絵空事でもないことは確かだ。
天体の音のようにこだまする人間の肉体の中に入り込む。
やさしい声である。
宇宙に咲く花のように新しく。
戦いを望まない平和の天の声であるように書く。
運命は大きく揺れて、また元へ戻る。
なによりも書くことはその時間と頭の中を整理することである。
今もこんなことを考えながら、
自分は書くことをやめずに書きつづける。
御供 1999/2/14
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