2011/06/22

詩集



いくつもの満ちあふれた言葉を詩として書いた。
私は私である限りのことを詩として残した。
いくつもの詩は私の手から文字となって、
詩の型に姿をなす。
詩は私の戯れと夢だ。
心がこもったメロディとなって集められる。
それが詩集。
戯れの中に生まれた詩は多くの人々の心の中に集められる。
ひとつの詩集。
詩は命をかき集めたもの。
この人生の集積である詩集は生きた証しとなって残る。
私の存在を未来の人々へ知らせる。
私の人生はひとつの時間の流れの一瞬でしかないかもしれないが、
多くの私が集められたもの。
私が私であるための貫き進む足跡。
私の心の動きの流れをしるための詩集。
 御供 1999/7/22

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