2011/05/23

小雨の朝



ひと雨ごとに秋の気配が近づいてくる。
肌にあたる風が冷たく感じはじめ、
冬に向かっているのだと感じる。
もう厚い上着を着ないとバイクに乗る時は寒い。
気分がすぐれない。
何故か秋が来るのを待つのは悲しい。
落ちつかない自分がいる。
またひとつ朝が来てしまった。
今日は小雨。
肌寒いくらい。
人間は温度に感情を動かされる。
自然の摂理の中で上へ下へと揺れる心の中。
「女心と秋の空」
「芸術の秋」
「読書の秋」
とか言うけれど。
ゆっくりした流れの時間の中、
好きな本でも読んで教養を深めたい。
小雨の朝、何処へも行く気がしない。
腰がなかなか持ち上がらない。
身のまわりのものをチェックして、
さあ、出かけよう。
 御供 2002/9/27

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