2011/03/29

1つの言葉331




おばあちゃんの店には「つまみ」という中にあんこの入った、
手でつまんだような餅が食べられる。
このつまみというあんこは街のあんこ職人が毎日20個だったか30個だったかわからないが、
店に届けに来てガラスのショーケースの大皿の上に並べていく。
朝はまだやわらかく、
さわるとあたたかく。
口に入れるととろっとぺろっと幼い口の中に入る。
もうひとつ欲しい。
食べなさいという気にさせる。
 御供

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