2011/01/07

ファッションの世界


社会に新しい風を吹き込むファッションの世界。
ファッション=流行と書いて流れ行く社会の表面と理解する。
「ファッション」と「ファチョン」の違いを探して旅をする。
洋服のカテゴリーとしてファッションはとても流行り廃りの多い、
無駄がいいとされている。
消費文化の王様と言っても過言ではない。
ファッションを洋服だけに限らずSTYLEとして考えると、
社会を反映するいちばん早いアンテナ的なものである。
ファッションは年ごとに変わるがスタイルは普遍のイニシアティブの上に出来上がったもの。
このふたつは表面的には同じようにみられがちだが、
その内面においては大きな違いがあることに気づく。
ファッションを通して文化や生活を知ることがよくあるよね。
人と人の出会いにもこのファッションのセンスが大きく簡与する。
旅をして街角や列車の中や飛行機の中でなにげに出会う友がいる。
この最初の出会いの引き金はこのファッションをスルーすることが多い。
興味ある服を着ているというだけでよく話しかける私は、
そういった体験が多くある。
偶然に出会った時を永遠のつながりにしてしまうにはファッションは持ってこい。
すべての情報社会において、
その表面がわかりやすいファッションの世界はいち早く社会の方向性をキャッチする。
指標になる。
東京の街を見てごらんよ。
渋谷や原宿に集まった子供たちのファッションは未来を映し出してる混沌の中にある。
若い子たちに支配されているファッションが多くの経済の回転を生む。
ストリートで流行ったファッションを金儲けに利用しようと企む大企業。
自分の感覚でつかめないファッションというカタチのないものに、
割り込んではお金にする大人たちよ。
純粋な若者たちから搾取の手を引いて欲しい。
あんたらがやっていることは仕事という仮面をかぶったディビルの行為。
若者の美意識のひとつであるファッションをそっとしてあげてよ。
お金という悪魔の紙切れをそんなに集めて威張らないでくれ。
次の世代の子供たちに悪影響を与えるだけだよ。
ある天才によって生まれるファッションもあれば、
社会の必要性によって生まれるファッションもある。
これらのファッションを身につけて旅をすることは、
いいことだと思うよ。
もう一度ファッションを見つめ直そうよ。
御供 2000/7/30

1 件のコメント:

jinnyjp さんのコメント...

TAKE IVY の表紙写真!懐かしい!