2011/01/17

青春


青春なんてものはまやかしに過ぎない。
マスコミのでっち上げたまったくのまやかしだ。
人生の最も美しい時代だって、
とんでもない。
体験のある大人のほうが、
ぼくにはいつだってずっと満ち足りているような印象を与える。
青春というヤツは人生でいちばん厄介な時代だ。
それが証拠に自慰は高年になるとほとんどといっていいくらい、
起こらないではないか。
人間は生まれた時から死に向かって歩いている。
人生で青春と老人の間には、
明白な境界線を引くことができると思う。
青春はエゴイズムとともに終わり。
老人は自分以外の人たちのための生活とともにはじまるのだ。
若い人が生活に悩み苦しむのは、
彼らが自分ひとりのために生きているからだ。
だからあらゆる願望と思いつきが大切なのだ。
あらゆる道は楽しみのためにある。
御供 1998/2/14

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