ケルアック モーフィン

ケルアック、
ケルアック。
彼の言葉、その言葉。
とても多くの言葉。
それはただ同じホールの兄弟たち。
サキソホンの姉妹たち。
記述、音楽、
メロディ、引用。
フィギア＆フィギア。
ドラマーの音に注意深く耳を傾ければ、
それはまるでバックシーンにいるかのよう。
ドアやハンドルもない。
ただ前には美しい運転手がいるだけ、
彼女はどこに行くのか知っている。
ケルアック。
監視の機材。
情熱な精密な愛。
誰もが知ってたように傷つきやすく。
彼の記述はシェードを上下させたドアがたたかれ、
電報が届く。
毎朝、何かが思いがけず訪れる。
すべての記憶にメロディをひったたくように。
ドラムのビート。
記憶は神秘的にとても速く、
いつも動いている。
思考、言葉がドラマチックに、
はじき出すドラムのビート。
まるで禅僧のように、
まるで禅僧のメロディ。
間違いながら、
そう間違いながら。
そして突然のインスピレーション、
マジック一大爆発。
対応、
すべては速くスローモーションの風景が過ぎる。
そう速く。
スローモーションの風景を過ぎる。
御供　１９９７／８／２３