2010/11/18

与えるもの


自由という精神がなんの刺激もない毎日に繰り返される。
それは幸福というよりは幻想というカタチの自由かもしれないが、
充分に男のロマンを味わえるものに違いない。
しかし社会からは少しはずれ、
狂人扱いされるかもしれない。
天使のように自由の翼を持ったなら、
私は地球というわれわれの住む家を歩き回りたい。
だって自分の家の中を歩きまわらない者はいないのだから。
自由とは自分勝手にやることじゃない。
そりゃ少しは早い隠遁生活をやるかもしれないが、
自分の生活に手直しを施す。
社会と共存していろいろなものを与えられる人こそ、
本当のさらなる自由というものを手に入れる。
やることをやって手に入れることができるものなんだ。
人生に何不自由なく生きることが自由じゃないんだ。
自分の遺志や目的をはっきりもって、
それに向かって進んで行く。
またさらに次を望むこと。
どこまでも満足という妥協をしないで上へ上へと自分なりに生きること。
これこそが自由なんだ。
自由を与えられたいものだ。
御供 2000/10/26

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