母がまるで今でも生きているような気持ち。
母が死んだなんていまだ考えられないで7年が経った。
目を閉じるといつも笑ってくれる母がいる。
母の死が私を包む。
仮想現実かなにかのように、
そこにいない母を思う。
人間の死とは不思議なもの、
現実のものと思えないまま7年が過ぎた。
でも、母の死はいまだ信じることができない。
心の隙間に入り込んでくる母の想い。
人生にはいくつもの壁がある。
何かの壁にぶつかった時、
かならず母が現れ私のささえになってくれる。
私にとって力強い助けとなってくれる母。
どんなに打ちひしがれても、
母の存在がいつも救ってくれる。
母のおおらかなやさしさと確かな愛は、
いつでも私の心のささえとなって私の進を開いてくれる。
母が死んで7年。
その死を信じたくない私は母がいつも隣に座っていると錯覚する。
私にいつも手をさしのべて裏切ることをしない。
母はどんな時でも私の味方。
母の愛は私の心の中で膨らみはするが、
ちぢむことはない。
母さんおはよう。
母さんこんにちは。
母さんこんばんは。
いつもの挨拶の中に姿をあらわし、
その一言に母を思う。
私の心を母を失ったことなどみじんにも受け入れられない。
そっといつもやわらかく包み、
ほどくことのできない非現実。
母のことを思うと目頭が熱くなる。
私は母の死をいまだ受けとめられない。
母が私にささやく。
いつも笑えと、
いつも頑張れと。
私は母に励まされたまま歩き出す。
御供
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