2010/11/30

アート


わずかな絵画や彫刻をみるために、
ロンドン、ベルリンにいくことなど考えない。
私には考えられない。
私の周辺には常にひとつの世界が、
決して飽きることのない世界がある。
栗の木の一枚が、
若葉も。
空を行く一切れの雲もそうだ。
目覚めているときの私には世界の中のあらゆる美術館。
そういう風におとらず見える。
愛しく、
意味深く魅力的で、
それ以上にとらえどころがない。
アートとはそんなものだ。
御供 1996/6/19

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