2010/11/20

自分探しの


旅に出るということは、
甘たるい今の東京を後にしてどこか違うところに行くこと。
そこで自分がどれだけ通用するかということじゃない。
自分探しのような気がする。
東京にいればいろいろな知り合いがいて親がいる。
親戚もいる。
だがここを離れると頼れる人などいない。
頼れるものなどなにもない。
ただ自分を信じて生きて行かなくちゃならない。
何をやろうと勝ってだが、
何かやらなければ生きていけない。
旅先で出会った人と会話して、
何がどうなっているか聞かなければ始まらない。
東京のような都市だったらだいたい予想がつく。
しかしこれがぜんぜん違った文化圏だったら手が出ない。
スマイルと手真似で知り合い。
意気投合しなければはじまらない。
現地の人と交流を深めない限り、
右も左もまったくわからない。
どこにいるのかさえもわからない。
旅はそこが面白い。
ぜんぜん言葉が通じない未知の土地でも何故か友ができる。
そうするとやさしくしてもらえる。
こちらから愛を持ってやさしく話しかけ心を開けば、
相手もかならず心を開いてくれる。
だから旅に必要なのはオープンな心と相手を楽しませるジョークというわけだ。
笑いの中に芽生えた友情は大きくなって、
私を至福へと連れていってくれる。
なんにもまして貴重な体験になってポケットに入る。
心を開いて旅に出よう。
新しい出会いを求めて。
どうにかなるさ。
思いっきり愛を持って接すればおのずと道は開けてくれる。
楽しいワクワクした時間がやって来る。
だって、人生は愛した分だけ愛されるのだから。
明日に向かって旅しよう。
綺麗な心で心を開いて旅に出る。
またひとつ幸せが見つかるよ。
御供 2000/9/13

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