2010/10/15

ボーダー


旅をしていると一番考えることだが、
どこの国にも必ずドラッグはあるということだ。
そして、その国によって種類ややり方が違うということだ。
ドラッグについてポジティブになることは、
旅を楽しくさせることでもありえるのだ。
知らない街を手っ取り早く知るコツは友を作ること。
その引き金となるのが、
時としてドラッグというわけだ。
そう使い方を知ってこそ、
いい友ができると思う。
コミュニケートするということは、
言いたいことがあるかないかということだから。
完全なるコミュニケーションは平和である。
見知らぬ街に入って行く時の気持ちが、
一番ワクワクするドラックだ。
場末の安ホテルに泊まると、
その国のいろいろな未解決な問題が見えてくる。
同時にその国のドラッグのトラブルが手に取るように解る。
不思議だ。
人間はみな同じだと気づく。
はじめての街の裏道のバーで出会い会話する。
その国のドラッグ事情が解る。
その国の政治や経済に至るまで解ってしまうのだ。
人間の快楽とは対して変わりはないのだと気づく思う。
何処の国でも人間がいる限り、
ドラッグはあるということだ。
そこで知り合った人と話していると、
それが見えて来るようだ。
アムステルダムのようにコーヒーショップでマリファナを、
売っているような国もある。
コロンビア、ボリビア。
そしてタイのように生産している国もある。
消費している国は経済大国で、
生産している国は後進国。
アメリカからボーダーを超えて、
メキシコに入って行くとがらっと空気感が変わる。
そしてドラッグのレートもグンと下がるのだ。
ドラッグについて言えば、
何処の国でもそうだがエスケイプに使っているヤツとは、
かかわらない方がいい。
ポジティブにクリエイティブに使っているヤツらと、
つき合うべきだ。
第一、 ドラッグは目的じゃないし、
ただ角度を変えてくれるものでしかないのだから。
ドラッグに関して心ある人間が何人いるだろう。
その意識を変える以外解決はない。
みんなの心の中を開かせ意識を変えよう。
心の中の自由をつかむために、
ボーダーを越えよう。
御供  2000/12/16

0 件のコメント: