これぐらいの愛が感じられない。
映像とは魂の入ったものでなくてはいけない。
できあがったものを見れば手に取るようにわかってしまう。
何故こんなにすかすかなのか、
見ていてすぐに気づいてしまう。
愛がかんじられない。
映像とは恐いものだ。
機械でつくるのに人間の感情までもがインプットされてしまうのだ。
見ていてかすかすしたものに仕上がってしまうのだから恐い。
今回はじめてわかったのだが自分の作品に対して無責任に仕上げると恐ろしい。
誰も自分の作品に誇りを持つ。
しかし、作り手に愛がない。
ただやっただけ。
映像にはなっているが愛がない。
こんなものは作るべきじゃない。
私は映像については何もしらないが、
写真は編集作業で知っている。
だから余計に今回の作品には驚いた。
機械を動かす人間でこんなにもカラのフィルムができるとは。
プロだったらこんなに手をぬくものかと疑った。
自分で自分がいやにならないか疑った。
冗談じゃないぜ。
こんなものよくはずかしくなく撮れるよ。
心苦しくないのかな。
映像をやっている者にとって、
愛のない映像を作ることはおかしいよ。
心苦しい映像おたくさんよ。
「ある映像を創った時のこと」
御供 2001/3/21
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