だんだんと尻上がりに快調になって来た。
だが、寒さはひどくなるばかり。
着いたときはまだよかったのだけれど、
3日目くらいからもうすごい寒さになって来た。
底冷えというのか?
東京の比ではない。
この寒さの中で行動するということはとても勇気のいる作業だ。
だが、ちょっと早い朝の空気はとても気持ちいい。
ポートベローズの小道を歩く。
ビデオ片手に看板やら道ばたの小さなサイン。
ペンキで塗られたかわいい家。
壁に描かれた文字。
小さなかわいい店が続く小道。
ストールは出店の用意をしている。
くだものや野菜はどれもきれいでとてもいい香り。
ロンドンのタクシーはとても広くて、
ジェントルな運転手は気持ち良く親切だ。
ロンドンはそんなに広くなく、
どこへいくにも1時間以内で行ける。
タクシーの中から見るロンドンの街はとても素晴らしい。
真ん中にはハイドパークという大きな公園があり、
たくさんの緑にめぐまれている。
中央のピカデリーにはたくさんの高級店がひしめき合い。
東西南北にはいくつものマーケットが人々の生活に密着。
ロンドンの物価は高い。
東京よりも高いんじゃないかなと思う。
住まいもとても高いということだ。
イギリス人はモノが好きだ。
食事はお世辞でも上手いとはいえない。
インドめしタイめし、
そして中華がいいみたい。
とてもコンサバティブな国だからこそ、
パンクスやモッズが生まれたに違いない。
サブ・カルチャーやロックが生まれた。
階級社会であるこの国でもし出世するなら、
音楽をやるか。
ファッションやグラフィックをやる場合が多い。
床屋の息子は床屋というのが当たり前だ。
前にここに訪れた時には、
たくさんの人がUB40のように失業していた。
今はみな頑張って働いているという感じがする。
イギリス人はとても勤勉だ。
働いて7時頃にはパブに行って飲む。
これが彼らの楽しみのひとつだ。
夜は遅くはない。
11時になればパブはクローズ。
夜は静かで、朝は早い。
ロンドンの街ではコンビニエンス・ストアのような24時間の店は少なく。
規則正しい毎日の繰り返しが彼らにしみついた生活だ。
しかし、トラベルはとてもポピュラーみたいだ。
ブリティッシュ・エアラインはトラベル・グッズの店を開いて混んでいる。
ホテルは高い。
人々はあたたかい方へ旅行するのだろう。
またロンドンにはモロッコやアルジェから来て頑張って働いている人が目立つ。
下働きをしているのは皆そんな人たちだ。
この国には多くの国から来ている。
とてもミックスされていて、
いろいろな言葉が飛び交っているのがわかる。
ミニキャブをたのんだら、
なんとアフガニスタンから来た若者だった。
彼はもうすぐタリバン精力は終わると言った。
そんなイギリス旅行だった。
御供 2001/11/17
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