2010/09/29

さまよっていた


おおくのものがこれほど近くから、
呼びかけてくれる今を大切に生きたい。
私の心は遠くのどこかをさまよっているようだと、
思っていただけだった。
そこに誰もいなかった。
私だけが立っていた。
しかし、私の後に同じたくさんの私がいる。
決して幸福そうに見えない者が、
幸福であるという事実に気づいた今は変わる時。
毎日行き来しているコースがまるで違ったコースに見える時。
それはこれからの私のコースに違いない。
こんなつまらないものにかまけたことを追求されたとしても、
私たちは今夜飛んだ宇宙飛行士よりも、
血にまみれた痛ましい大軍よりも、
この世界の偉大なる支配者たちよりも、
軽々と自分の荷を背負っていることでしょう。
御供 2000/7/18

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