2010/09/29

詩人が天職


この地球に生きていることは詩人に与えられた確かなこと。
腰を下ろして休んでいることなんてできない。
いつでも詩人は世の中を見通し、
言葉にして発しなければならない。
止むことのないリズム。
腹が立ち、
怒りが沸き上がった時、
その詩人の声は大きく人々に語り解決へと導く。
どうすることもできず、
詩人の声も聞くことができないときも人々は待ちわびる。
次から次へと詩が出来上がる。
詩人は詩を書き続ける。
するとお前は詩人だって、
詩人は天職。
詩人は詩人であることに目覚め詩人になる。
そうです。
私は詩人です。
詩人は詩人。
詩人は書き続ける。
時間の無駄をなくして、
すべての時間を使って詩人は詩人となる。
愚かな格言やまやかしの言葉でごまかすことはできない。
酔っぱらった言葉は詩人には必要ない。
身をよじり、
好みの言葉を発する。
たとえ苦しくても、
その鎖につながれることなく詩はできあがる。
ぞっとするような言葉の一群も真実の言葉であるべきだ。
詩人はみな能無しだと冷笑される。
そうです。
私は詩人です。
今日も書き続ける。
そして詩人となる。
御供 2000/7/23

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