いつかこんなことはすべてなくなるだろう。
こんな馬鹿げた自然との争いは。
人間の中に住む他の者に対する優越の愚かさ。
人と人との間の意味のない争いは。
大都会というコンクリート・ジャングルにひそむ、
クリエィティブという天使に誘われて、
孤独でつらい都会の生活の中にあって、
幾千の人間がおののきながら横たわっているゆりかごの中から、
這い出よう。
ひとりひとり頭をよく働かせて考えだし、
臆病な知をつくして、
大陸と海と空に広がる未来に向けて飛び立とう。
心は天高く舞うだろう。
星は夜ごと輝き。
日昼は青い空がつづく。
だが、常に変わることなくやって来る自然の摂理の中で、
雨が降り、
風が吹くことも、
また変わることもない。
ゆうゆうと迎える余裕を持つことだ。
昼間の太陽は笑いかけ、
不断の風に吹かれる。
それでも世界はやって来る。
とりとめのない思いは流れ去り、
その様相は消え失せ。
はてもなくむさぼる欲望はしずまり。
人間は愛の中に身を任す。
たくさんの愛すべきチャーミングなものにうっとりとさせられる。
私の発した詩や、
地球を逆らわずしてまわる。
いくつもの愛の言葉に耳を傾ける。
たとえ何があろうとも、
私のとりとめのない思いは私の言葉、
私の詩となって存在する。
たとえ大地に光が失せようとも。
あらゆる美しいものと共に愛となって存在する。
それらの創造はとりとめのない思い出の中に、
自分を幸せへと誘うだろう。
私はとりとめのない思いを夢見て過ごす。
私の指は楽しげに思いのままに文字を書き続ける。
私は楽しみカタチをつくる。
御供 2000/9/2
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