今日は冬のまっただ中だというのに、
いやに暖かくなんか変な空気が舞っている。
外に出ていても、
家の中に入っても落ち着かない。
こんな日は何をしたらいいのだろう?
やることはたくさんあるのに何も手につかない。
一年のうちでこんな日が幾日かあるのは知っていたが、
いざ、その日になってみると落ち着かない。
耳にはいやなことばかり入ってくる。
車の中で人が撃ち殺されていたとか?
電気がつけっぱなしにばかりになっているぞとか?
そんな日に限ってイヤなことばかりが耳に入ってくる。
私はするでもなく、風を切って走ってみた。
おもむくままに、
無心で何も考えないで、
通り過ぎる人も見ないで、
この虚脱感はなんだろう。
私はこんな日に出会ったことがない。
と、考えながら今日を噛み締める。
人がたくさんいても、
人とのつながりがみつからない。
心から許し合える人がいない。
そう思っているのは自分だけかもしれないのだが。
私は私の心に向かい合ってみる。
今日は生暖かくて変な日だ。
どうしたというのだ。
問いかけても答えは出ない。
風が吹いて来て、それをみな溶かしてくれるといい。
そうすれば、また元に戻れる。
もう考えるのはよそう。
そう、気持ちいいことだけを考えて生きよう。
昨日も、今日も、そして明日も。
御供
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