2010/09/09

反する


規則を破ること、
いつだってこんなに楽しいことはない。
けれども規則をどんどん知る都度考える。
破って行く。
まず一度守ってみてからでしか破れない。
次に規則という対象がどっちを向いているのかわからなくなる。
使用感のあるなしと、
エクストラの有無が値段のつけ方に影を落とす社会の日常にある。
新鮮な空気を注入する。
この反する考えが面白い。
放置されるルールなき社会が出来上がる。
ここにきてルール破りのクリエイターがいっぱいになってきた。
巣立って行く規則破りのアーティスト。
工場のバランスがうまくとれているという時があるのか。
ひとたび価値観が変わると嘘になってしまうかも知れない。
そのくせまた規則が欲しくなってしまうかもしれない。
あたかも新しいものだと再創造する。
しかし反逆が体制に変化しただけ。
わからずに逆に拾うまでして、
強い風が吹き抜ける。
心まで流しさってしまうような冷たさが残る。
私は今どこにいて、
どこまで吹かれて行くのか。
実感というものを味わうことなどあるだろうか。
寝るれない夜風が窓をたたく。
冷気の波は魂の抜け殻を吹き飛ばす。
生きるという本質を忘れて概念だけが遺していく。
概念も夢もいっしょくたにして心を突き抜く。
もっと何かを感じたい。
もっと自分の存在を感じたい。
ぐっと来るものを求めていたはずなのに、
ただあくせくとさつばつとした日々。
また今日も。
でも見つけよう。
旅に出て。
御供 2000/1/14

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