2010/08/31

現実の後ろに


アカデミーの言葉。
「詩はそれがいかにして作られるかを理解していない無知で愚かな人間たちによって攻撃される」
政治への言葉。
「詩は天使的なうわごとであって、人間が人間を殺すことについての下らない唯物論的奇行とは何の関係もない。個人のイマジネーションの秘密は、、、それは超感覚的で非言語的である」
この意識に関係がなく。
その罠にかかって天体の音楽を聞く場合を除いては、
この世界には無用である。
天体の音楽を拒むものは、
詩を拒む。
ブレイクやシュリーやキリストやブッタに唾を吐く者だ。
宇宙は新しい花である。
バラに対して戦いを望む者はそれを所有する。
運命は大きなうそをつく。
快活な創造者が永遠に自分の肉体の上で踊る。
朗読では自由な詩的出来事やハプニングよりも、
読むにふさわしい霊的な何かがある。
その場に溶け込んでゆく行為できる状態の方がいい。
誰よりも裸だったホイットマン。
その予言は今やまったく真実となった。
このすべての途方もない芝居。
都市の生活者にのしかかってきた、
ひたすら物質的なベアリング。
その行きつく果てはすでによく判っていると言っておく。
それは未来の奥深くまで積み重ねられ手を伸ばして行き、
生活に敵対する。
敵対するのと同じほどに生活の中に危険な侵入をもたらす。
精神の霊化。
無垢な良心。
本当の美。
絶対的で本来的な男らしさ及び女らしさに対して、
つまり全現代文明に対してひどく浸透してくるに違いない。
どんなに改良しようと無駄なことだ。
我々はその運命、、、、すべてのものが等価になってしまう運命。
その途上である。
物語の中でしか語られないような、
未来永却に救われぬ状態。
この現実社会において我々は突き進んでいくのだ。
民主主義の展望
御供

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