2010/08/26

戦争


人種間の優劣を説く哲学が、
最終的に永遠に否定されるまで戦争は終わらない。
あらゆる国で人間のランクづけがなくなるまで。
肌の色と目の色が同じくらい当たり前になるまで,
戦争は続くのか。
基本的人権が人種を問わず、
すべての人に等しく保証されるまで。
戦争は終わらない。
その日が来るまで、
未来永却の平和ひとつの世界。
国際間の倫理といったものは、
夢を求めても手にできない。
束の間の幻想。
戦争はどこにでもある。
私たち兄弟の自由を奪い、
動物のように扱う者たち。
恥知らずの悲惨な政権がアンゴラで、
モザンビーチで。
そして南アで倒され、
息の根が止められるまで戦争はどこにでもある。
東でも、西でも、北でも、南でも、
戦争は続く。
いつの日か。
その日がくるまで、
アフリカ大陸に平和は訪れない。
アメリカ人は戦う必要があれば、
自分たちが勝つことを知りつつ仕掛けてくる。
だがもうそろそろ。
何故なら、私たちには確信がある。
正義は悪を滅ぼす。
これは信念と心の中の問題だ。
御供 1998/8/5

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