2010/07/26

ニール・ヤングへ


ある時は鹿の瞳のようにやさしく、
またある時は鷹の視線のように鋭く。
ハートの時代。
そう時代の変化に強い感受性を持って発信する。
『僕は生きよう。与えよう。まじりけなしのゴールドのハートを求めて旅を続けよう』
旅をして、
『変わり続けるからこそ、変わらずに生きていける』
と、ニール・ヤングは言っていた。
   御供  2001/1/14 2005/2/8
ボブ・ディランを継承して歌うニール・ヤングは、
思考の中で同じものを発見したに違いない。
芸能の渦の中にあった音楽産業の時代。
そんなものなど考えもしない。
ただ歌いたいから歌うというニール・ヤングの純粋な姿勢。
人々の心にうったえることは間違いない。
これが本当に歌を唄う吟遊詩人。
それは彼の生き方に通じるところがある。
うわべだけのメロディにとらわれることのない、
強いメッセージ。
聞く者と誰をも愛してやまない心からの贈り物。
これは空気を伝わって贈られるメッセージ・ソング。
詩の持つ確かなキラメキが語りかけるリズム。
そこに身をおく時、私は至福の中に浸ることができる。
  御供 2000/6/27  12/3/29

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