日常の生活のどこにでもあるブラック・ホール。
心の目を大きく開いて見渡せば、
世の中にたくさんの落とし穴があることに気づく。
夜のネオンの歓楽街。
安売りやの入口。
競馬やばくちの誘い。
薬という甘い堕落。
やわらかい精神というふやふやしたものを犯す、
ブラック・ホールのキラキラ光る淡い戯言。
日常の快楽という追求に流されて生きていく人間たち。
肩を叩かれて振り向いていたら、
自分を見失って脇道に入り込んでしまうことがあるよね。
そんな脇道にはかならず落とし穴、
ブラック・ホールがある。
甘い香水を漂わせしなやかなボディを利用して流し目を使う女。
やさしい言葉に馴れ馴れしい態度で迷わす。
それらには知らん振りをするべきなんだ。
どんなに演技したって偽物なのだから。
巧みなテクニックで男を変えてしまう悪女。
人の正の心を利用しないで欲しい。
ブラック・ホールに流れる川をつくらないでくれ。
社会が混乱しているからって、
人のせいにしてしまったらよくないよ。
自分から変わることをしなかったら、
何も変わりはしないのだから。
人生のブラック・ホールがある。
落ちないようにしないとね。
いったん落ちたら這い上がるのは用意なものじゃないよ。
人生にはそんな穴ぼこがたくさんあるってことさ。
見えないなら近づかないことさ。
人生の先輩たちの話しを聞いて賢くなろう。
誰もが人生を完結することさ。
決して、ブラック・ホールに誘われてはいけない。
御供 2000/11/21
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