2010/07/25

退屈


人生の一番の敵は退屈だ。
私たちを殺すのに武器はいらない。
ただ退屈があれば死んだも同然だ。
一日をやるせなく思い自分を自分で殺してしまうほど、
恐ろしいことはない。
人生とはやりたいことがあり、
それを精一杯やって生きること。
信念を持って自分を曲げないで生きる。
いつまでもストリートで若者気分で生きていたい。
私は人間的でないことに腹を立てる。
今日は見知らぬ人に裏切られた。
お人よしの私がいけないといえばそれまでだが、
私は誰でも信用してしまう悪い癖がある。
そんな人間的な裏切りを許せない。
しかし、しかしである。
人を信用しないで生きる人生ほど退屈なものはない。
人間として生まれてそんなに寂しい人間はいない。
きっと自分を愛せないから、
人を愛すこともできない人間。
そんな人間だけにはなりたくない。
なんという退屈な人生。
時として人間はそういう行為にさいなまれる。
でも人間的に生きる。
それを表現して生きつづける。
心の中をぶちまけて生きる。
逃げて生きることほど寂しいことはない。
人生にはたくさんの時間があって、
何かに熱中していたい。
退屈だけはいやだ。
やることがないことほどつまらないことはない。
私は人生を飽きたりしない。
   御供 2002/1/15  12/4/14

0 件のコメント: