2010/07/21

社会とは


怒りと危機感を持って、
グローバルなマーケットという搾取の構造に足をひたすことなく生きる。
社会と接することは、とても難しいテーマだ。
もの作りに本質を見失ったら、何ができるというのだ。
表面の質感に変化を加えるだけでも、
大いなる本質へと近づくのではないか。
ひとつひとつのアイデァを提示しながら、
体全体でうったえることによって少しは変わる。
より近い立ち位置へと。
具体的に変わるものなどなにがあろう。
もう一度考えなおすといい。
重要なのはエッセンスであり、
色や形や表層的なことではなく、
流行によって少し先で変えるのではない。
根本的なことから変えていかなければならない。
型さえよければいいと思いがちだがそうではない。
それは体の中に奥深く入り込んでいく、
ものごとを刷新する野心的なものがいい。
肌で知っていなければ、適正なものとはいえないのではないか。
何があろうと変わらない意志と強い生へのあこがれ。
それが引きがねとなって、
いくつものものが変わっていく。
   H.MITOMO

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