2010/07/17

なんでも


私の宝物はなんだろう。
これといってない。
宝物なんてこの世の中に存在するのだろうか。
身のまわりの空気。
人間のやさしさや愛。
澄んだ空と、
きれいな水。
そして失われていく自然。
現実的にはお金と食べ物と住まい。
自分自身の歴史といわれる過去もそうだろう。
父も母も姉も、
すべての人間関係も宝だろうか。
人生で出会ったヤツもみんな。
嫌いなヤツなんて誰もいない。
時間の先端からやって来るエイリアンにも影響を受けた。
書物もすべて、なんでも宝だ。
心を動かす感情。
喜びの声。
至福の時間。
遊びの心。
芸術的な心。
旅する自由な時間。
気持ちいいことすべてなんでも、
私にとっては宝物だ。
ダイヤモンドやお金なんて、
なんの意味があるんだろうか。
豪華な家にベンツやBMWの車なんか、
高い時計も洋服も意味がないもの。
そうは思わないかい。
生きるために必要なものがあれば、
それ以上なんの蓄えが宝物だと言うんだ。
必要なものは平和。
人間と人間が助け合いながら生きること。
1日24時間の単位じゃなくて、
意味のある創造の時間。
かたずけよりも、
考えよりも、
声よりも、
つくり出すもの。
なんでもかんでも私にとっては宝物に違いない。
すべてのものに愛を、
なんでもに感謝を。
「ありがとう」の言葉と嘘のない現実。
自由と真実。
ときめきとわくわく。
私の宝物はそういったものさ。
   御供2001/12/15

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