誰の人生も思い通りにはいかないだろう。
常に目的を定めずに来た。
目的に向かって来たのだろうか?
知らず知らずのうちに時間の経過があった。
決して休息することは願わずに来た。
私の道は果てしないように見えた。
そして、遂に見た。
私の歩む道を見た。
その道は輪を描くだけだった。
私の道は旅の途上にある。
人生の変わり目は見えないものだ。
神のいたずら。
どの道を歩くかは、もう自分が決めている。
生まれた時から、
目的に向かっている人間なんているんだろうか。
そりぁ、決められている者はいるさ。
でもある日突然変わることだってあると思うんだ。
誰もが幸せというものも解らずに向かってる。
人生を誰もが遊び暮しはしないだろう。
すべてはとうに飛び散って、
喜びと楽しみの夢は消えていた。
燃える心は凍えて固まり、
でも何か目的を求めていいる。
目的に向かわなかったら人間は死に向かう。
生きるってことは何かに向かうことなんだ。
子供のように好奇心を抱いて!
見えるものを見て生きる。
新しいおもちゃのように人生を生きる。
ワクワクすることを探して生きる。
時代のせいにして生きる。
遊びも冗談も、
地上の些細な慰めごとも抱えて生きる。
あの雄々しい勇気はどこへ消えてしまったのか?
いつの時代も何かに向かって歩いていいる。
その何かはとても甘く、明るく、楽しいものさ。
じゃなかったら向かう意味がないじゃないか。
どんなに時代が変わったって、
人間の持つ目的はそんなに変わるものじゃない。
ひとつの小さなことに心動かされる。
諦めていたことを再び試みて、
時間という流れの中を泳ぎきること。
誰にでも悩みはある。
体も心も打ちのめされ、
苦しいと思うことだってある。
目的に向かって今を楽しむことだ。
バカだって言われようが、
ワクワクすることを手に入れる。
心はいつもオープン。
誰にでも、何にでも、
やさしくなれる自分でいたい。
ある時思う。
私はまたしてもひとりぼっちだ。
さようなら、全世界に君臨する者達よ。
人々はみな服従して、素直に洋服掛けを差し出すのか。
私も服従と感覚を摩滅させているのか、
服従することなんてできやしない。
うんざりだ。
自由もまた悪魔の餌食となる。
それはいつでもいちばん高く登る煙だったから。
それを信じろというのか。
たわいもない会話。
感じてない感じ。
居心地がいい。
今を忘れる今を持って、
あたり一面に喜びが響き渡っていることなんだ。
そう悟った。
考えない考えの中にいる。
そんな楽なことはない。
ストレスもない。
人間の生きる目的なんて考えること事態ダメなんだ。
風に乗って時間ははさまっているんだよ。
人間と人間をつないで今を生きる。
これがいい。
私は無の中にすべてがあるとやっとわかる。
少しではあるが今を大切にする。
そして、見るもの、触るもの、
いろいろなものに「ありがとう」と言う。
御供 11/12/22
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