2010/06/30

日々と


地に足をついていない一日が過ぎていく。
あたたかな休みの日。
なにするでなく、
街のあちこちを散策してみる。
何を期待するでなく、
ぶらりぶらりと人やらファッションを見てまわる。
移りゆく時代。
若いパワーを知り、
経済のゆくへを心配してみる。
かと思うと、
のんびりとファッションをやっているものを発見する。
どちらが豊かなことだろうと比べるみると、
変わらぬ豊かさをとるような私。
何を基準に計っているのかわからない。
精神性か?
物質性か?
見えにくいものの中にこそ、
本質があると知っている。
自分が素直に感じるがままに判断することの正しさ。
何を決めるのもいつも自分なのだと決める。
いろいろな要素が耳からインプットされる。
それが広がっていく。
目の前にした時、
インフォメーションは消える。
自分の意志が見える。
すべてがそこで白紙になり、
新たな見解が浮かぶ。
それがいつも正しい。
それ以外に頼るものはない。
この見解こそ、一番正しいと生きている。
移ろう街をそぞろ歩いて気づき、
発見し、確かなものになっていく。
私の日々と見解。
   御供 2001/5/14  11/12/20

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