2010/06/10

テーピング


アートというものに興味を持ち出したのはいつ頃のことだろう?
たぶん80年代のNYでキース・ヘリングに会った時からだ。
幼い頃、絵を描いてほめられたり、
音楽をやってだめだったりした。
アートということで楽しむより、
レース鳩や犬と遊ぶことを好んだ私。
アートに目覚めることをしなかった。
原石の本能に気づかずにいたに違いない。
しかし、トンカチを持って鳩舍のタナをマメに変えた。
プラモデルに嵩じていて、
時が経つのも忘れて夢中になってやっていたことを思い出す。
文学というものにも触れず、
字を書くのも好まなかった。
しかし、アートこそ人間の一番の楽しみであることを実感。
詩を書いて、
テーピング・アートに夢中になる自分がいる。
「アートはあとでというけれど」
今の私はこんな時間の中を泳いでいることを、
とてもうれしいと思う。
私のもっとも素敵な時間は、
友人のつくった音を聞く時。
詩を書いて、
多くのスマイリーな小物に触れた時。
テーピング・アートという、
自分の好きな分野に没頭している時間。
私の至福の時間。
テーピング・アートを提案し、
ずっと続けて独自のものにつくり上げていこう。
   御供 2002/3/27  12/1/7

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