人にとって最も身近なものってなんだろう。
自分の手足。
思想を作り出すこと。
知識、それとも回想。
台所や寝具。
それとも自分の言語。
自分が生を受けるということ。
生まれつき何かを持っているということは、
何と素晴らしいことだろう。
生まれてこの方、
私はひとつの言語を好きなように使って生きてきた。
どこで暮らしていても、
長い間その言語によって肩をほぐされた。
面白がられた。
またかつて波乗りもして来た。
無性としての自然。
どんな人間社会でも愚劣な流行。
集団幻想。
そして人をかつげるような神話を持っている。
日常の生活もある。
野生の自然でも同じようなもの。
すべてお馴染みの風景の中で、
数限りない生き物が生きている。
自然とは同時に物理的宇宙、
それは都会的なもの。
産業的なもの。
有害なものも含んでいる。
私たちはそうやすやすと自然を知るわけではない。
私たち自身のことでも知っているか怪しいものだ。
実際にそれが何であろうとも、
私たちの期待や理想的規準を嫌っている。
この世には自然界としての自然。
物語の性質としてのネイチャー。
何ひとつ型にはまり固定されたものはない。
私たちは自然に対して敬意をはらい、
いちばん大きな自然と仲良く共存すべきなんだ。
自然に愛を持って生きること以外、
私たちは生きていけない。
ネイチャーはいつもそばにある。
御供 11/12/21
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