2010/05/28

考えること


「ある日の真実が、永遠の真実ではない」と、
あのチェ・ゲバラが言った。
正しいと思ってやって来たことが、
時代と共に背を向けることもあると知った。
私は青春をジャーナリズムという正義にかけていた。
だが、今の雑誌で解るようにそこには真実はない。
まるで、限りなく真実のようなフェイク。
読者を相手に騙し合い。
まるで広告のようになってしまっている雑誌の現実。
私たちが追い求めてきたものは、
いったい何だったのだろう。
嘘で固めたようなことばかり書いてあるメディアを見ていると、
腹が立って仕方がない。
でも、それが当たり前のように育ってきた編集者を、
攻めるわけにはいかないのだ。
時代というものがそうさせたのだから。
私たちの時代は良かったなんて言っていられない。
これからの未来をもっと良いものにしていきたいだけ。
読者だってバカじゃない。
いつまでもメディアやタレントに踊らされてはいないだろう。
コレからが私の出番だ。
一枚の写真と文字の大きな少しの文でいい。
そんな雑誌がその人の人生を変えてしまう。
そんな時代がまた来るんだと思う。
団塊と呼ばれる世代の人たちを含めて、
若い世代もそれを欲している。
善し悪しを見分ける時代がすぐそこまで来ている。
アナログからデジタルに変わる時代に情報はたくさんあり、
それらの情報を選ぶのもまた「個」である。
真の情報を理解した人たちよ。
嘘っぱちのメディアに左右されることはない。
自分の意見を持っていこう。
真の正義に向かって立ち上がろう。
やっと、それに気づいた人たちよ、
これから気づく人たちよ。
手を挙げて、声高らかに歌おう。
私たちのための私たちの歌を。
声よ、言葉よ、天に舞え、
愛と平和を連れといで!
人間として生を受けた原点に立ち戻り、
本当の意味の人間としての生き方をする。
時代は変わっている。
そう「パキッ」と音をたてて変わっているのだ。
他の誰かがいいというのではなく、
白い車が目立たなくていいというのではない。
自分は自分の個性というものを大切に生きて行こう。
社会のために生きたって、
国が私たちを食わせてくれるわけじゃない。
「地球の摂理がすべて理解できたら、宇宙が食わせてくれる」
と、誰かが言ってた。
人間はみな何かを見て変わっていく、
どこかで道を踏みはずすことだってある。
その入口に立った時、
私は戦争で100人殺した英雄にはなりたくない。
地道にモノを創造する人間になりたい。
今夜飛ぶ宇宙飛行士よりも、
大勢の大軍を率いる隊長よりも、
軽々と自分の荷を背負っていることだろう。
「私は戦いに行っている時間はないよ」と言いたい。
一生夢を追いかけて、
一生仕事に情熱を燃やしたい。
私のこぶしは相手を傷つけることをしない。
次なる平和に近づいて生きていたい。
何をやったってそんなに変わるもんじゃない。
だったら、思いっきり楽しんで、
至福への道の上を歩こう。
   御供

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

こんばんわ。

難しいの書いてますね。

歳はいくつですか?良かったら教えてください。

御供秀彦 さんのコメント...

私は54歳ですよ。