2010/05/18

西と東



西から東に向かって移動する。
感情は意志をさすことなく揺れ動く。
何故東に向かうのか?
人は時を遊び。
地球上の空間を通過する。
わけもなく動くことに集中する。
私の心はさらなる勇気に震えている。
何かに合わせたって仕方ない。
何かに向かったって仕方ない。
私は呼ばれる。
立ち上がり、また東に向かう。
人間は何を求めて進むのか?
私は私でいいと決めたじゃないか。
形のない何か?
そのフューチャーこそが私を誘う。
私を引っ張る何かがある。
わけもなく広がる未来。
きっと楽しい時がふくれて開く。
もう西から東に向けて進んでいるのだから仕方ない。
動く気持ちがつくり出すポジティブなパワーは何か。
形となってあらわれる時、
形のない形が見えてくる。
そこには輝ける時間の先端が構築されている。
理由なんてなんでもいい。
進むことで探し出せる何かがある。
ここに私がいる。
存在する私がいる。
もうひとつ存在する真実を探す。
その形のないものが形つくる時、
愛の摩擦が火花をちらす。
光があたりを覚醒へといざなう。
心ある者がつながるときめきが生まれる。
私の生が本質をつかみさらなる実体へと足を運ぶ。
私は私である理由を知る。
そして生きる価値を見つけ出す。
心を開きすべてを解き放つ。
生きるって平凡な繰り返し。
生きるってとても不安なもの。
生きるって考えることなく刻む時の流れ。
生きることに理由をつけることがあるのか。
私の中で生まれはじめている理由がある。
形をつくる欲が生まれ、
意味のない意味を探しはじめている自分がいる。
非現実の中にある夢という空ごと。
真剣に歌いながら詩を書いている。
地球の終わりを嘆いている。
心からの思いを込めて私は進む西から東へ。
いつもふたつに分かれる岐路に立たされる。
どちらか自然に選んでいる。
だって心には太陽があるから、
その太陽の思うままに選んでいる。
山羊に引かれている私がいる。
花いっぱいの草原で声高らかに歌う私の姿が見える。
生きるって理由などいらない。
この世に生を受けて死んでいくまで、
本質に向かってただひたすら進むだけなんだ。
明るく光る希望というものが私の目の前にある限り、
私は私の道を歩きつづけるだろう。
聖なる星を目指して!
 御供 2001/3/17 11/12/5 14/8/1

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