2010/05/14

世界は



資本主義に食い殺されたビート・ジェネレーション。
また今、肥大化した世界がさようならを言っている。
またクレイジーな旅がはじまる。
月の下で密かにページをめくれば、
たわいない思考が浮かび上がってくる。
何か社会が変だと思った 14/8/1人間は常に紫煙の中。
自分の道を探す旅の中で、
自分自身を必至になって探しはじめる。
詩人の心がそこにある。
よく世界の果てに憧れた。
そんなある日、
バックひとつに身支度して夢に向かって旅に出た。
憧れを目指して!
目も開けられない強風の中でも旅をした。
ずっと西の方さ。
心には憧れを入れて荷物はバック一個。
空想の世界を目指して突き進んだ。
何のたよりも地図も持たないでただ自分の道の上を進んだ。
山も海も越えて、
花の咲く大地を探して世界の地の果てへと旅をした。
それが継承されてるビートの精神というやつかもしれない。
誰にもわからない、
わかったらそんなものは存在しないと思うよ。
密かにビートの考えにつながるからね。
女、理想、名誉、財産、芸術、詩。
答えがそこにあるのかもしれない。
ひたすらに走れ、ただ気をつけろ。
イマジネーションの坂道を落ち下らないようにしろ。
身なりは違うがカウボーイと同じ精神だったのかもしれない。
フロンティア精神。
テレビの中へと無駄な時間を閉じ込め、
無機質な空の下。
またうそっぱちなメディアが腹を立たせ頭の中をかりたてる。
どこまでも果てしなく突き進むことをやめない。
何かいいことがあると信じている。
実存するアメリカの父と会えるかもしれない。
空想の世界の中で夢をみるのさ。
人は誰でも夢に支配される。
無能なヤツでも才能があると勘違いする。
浮かび上がる才能を車を運転するように習う。
マスターベーションのように習うのは訓練じゃないよ。
感情やらいろいろなものが関与してくるからね。
美しく白いサンフランシスコが見えてきた。
いつもそう、白いものの中に夢をみる。
ノース・ビーチのカフェに座っているビートニク。
文学の中にいるビートニクに憧れる。
ボヘミアンになったような錯覚におちいる。
文学という言葉の術を使いきれずに落ち込む。
DNAの発見も知らされずにたたずむ。
なんだかいかれたヤツがたくさんいることを知って安心する。
表現ってヤツはみなアウトローさ。
自己主義。
長い髪。
自己探求。
いろいろなものへ甘える。
そんなことを考えたものさ。
詩を発表する会を開いてポエトリー・リーディング。
心の中を表現しようと詩を読む。
ポエトリー・リーディングが広まっていく。
大勢がギャラリーで耳を傾け天国に声が届く。
今また東京という大都会で世界に向けて詩を読もう。
幾多の争いや未解決な問題について読もう。
愛、平和、創造、自由。
至福の声が大きくなる。
出会いがありみんなが友となる。
そんなもんだよ。
丸い地球の上で関係の中の無機質な声がすぐに聞ける。
そんな世界で生きているのさ。
世界はまた繰り返す。
  御供  2003/2/4 11/12/4

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