突然やって来た現実。
私の体は健康という深い幸せの外にいる。
寒さが草をしばる外に出て行くと痛みが襲う。。
勇気を持てずにいる私。
冷たい外にいることを想像すると絶望が走る。
上から吹き下ろす寒気の長い袖に包まれて、
強い痛みに私は叫ぶ。
歯を悔いしめていても、
二度、三度痛みが体を刺す。
狂ったブタのように絶望のどん底で、
閉ざされた心を引きずられながら救い主を待つ私。
やっとのことでこらえられた。
その一瞬、一瞬の重みを感じる。
私は救われないのか?
死に直面している私はおびえる。
じっと耐えてこれをくつがえさなければいけない。
手がかりはすべて消え失せた。
喉を通るものは何もない。
水さえ受け付けない。
隠された救いはどこへいったのわからない。
心の中には不安が渦巻く。
どこへ行ったのか絶望の救い主は?
私を救ってくれ。
この痛みから救ってくれ。
私はここにいる。
何処にも行けやしない。
健康のうちへ連れて行ってくれ。
そう願う私に絶望の救い主が手をさしのべてくれた。
私は生きている。
さんずの川を渡って戻って来た。
絶望の救い主は何故私に微笑んだのだろう。
御供 2004/11/28 11/12/4 14/8/1
0 件のコメント:
コメントを投稿