この文明社会では情報が氾濫している。
未来にしかけた時間の戦争がはじまっている。
そう時間との第三次世界大戦ははじまっている。
ただ私たちには気づかない。
何故ならこの戦争は従来のように領土を対象とするものでない。
時間の戦争だからです。
この時間との戦争に負けたら、
誰も住めない渇ききった未来都市「文明砂漠」ができる。
石化した森や、
水の枯れた河原。
無数の自動車の墓場からできている街。
人間に与えられた最も貴重な能力は、
自由に未来をつくり出す創造力。
この能力によって人類は動物とわかたれて、
多様な文明を生み出した。
芸術と文化をつくり出すことができたのだ。
しかし、20世紀以降の科学は技術の急激の発達の結果、
自然環境だけでなくきわめて深刻な人間の内部の環境破壊が進行している。
もちろん、この砂漠化は世界中のいたるところで進行している。
今まではある程度対応することができた。
心の中のように見えない危機には上手く対処できるものだけではない。
だからこそ、一人一人が自分のまわりを見てみる必要がある。
戦火にただれたがれきの街。
スラムで遊ぶ裸足の子供たち。
無残に破壊された森林。
これは未来の話しではなく、
今私たちが生活している現代にも襲って来ているのだ。
今まで人間は知覚できる危機に適切に対処して来た。
意識できない見えない危機に対処しなければならない。
この危険が見えた時には、
すでに手遅れなのだと考えるべきだ。
時間の戦争には武器はない。
これは子孫の空間を奪うもの。
大地を破壊し、
空気を汚染し、
河川や海を荒廃させる。
化石資源を無意味に消費している現代。
オゾン層が破壊されているため、
地下室や地下鉄の構内で生きなければならなくなる。
宇宙船が遺伝子を傷つける。
森がなくなることにより気候が変化する。
すべてが今までのように続いて行くと惰性で考えてはいけない。
例えば、フロンガスがオゾン層を破壊することは皆が知っている。
同じことは使い古した冷蔵庫にも言える。
採資源をしないと経済がなりたたないから掘り起こす。
企業がなりたたないから搾取する。
少し待ってよ。
おそらくこの答えを出せる人はいないだろう。
出せたとしても冷笑と拒否があるだけではないか。
社会的災害と環境問題的災難から逃れることはできないから、
お金的変革をする必要がある。
お金というシステムと経済のシステムの不調和がある。
経済が常に成長しつづけるように、
強制するお金のシステムを得なければならない。
インターネットや携帯電話。
この世に無限なく成長するものはない。
癌をのぞけば、
癌患者は死ぬまで成長しつづけるのか。
今のお金のシステムは人体の癌に似たものがあると思う。
つまり、成長の強制。
皆がより良い生活をするためにある。
しかし、それ以上でないお金のシステムを実現する。
これらのことを考えると時間との戦争がはじまっているとわかる。
太陽は必要だ。
太陽が昇るからポジティブでいられる。
早く気づいて時間との戦争を拒否して、
この地球を青く美しいままキープしなくてはいけない。
御供 2000/12/2 11/11/8 14/4/14
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