2010/04/23

至上の力



この問題だらけの社会に生かされているのさ。
驚き怖れ、
恐怖の想いに溢れているこの社会。
束の間の楽しみは至上の力である。
ありとあらゆる悩みの中で、
とくに自分だけが悲しいと思うな。
みんなが同じように悲しんでいるのだから。
あわれな心を持ちつづけるな、
希望に向かって足踏み鳴らすんだ。
そして、このいじけた化け物に恋をしろ。
自分を押しつぶす災害に背を向けないで、
のろわしい問題に対処してはねかえして生きて行こう。
あわれなこの木が有害な芽を伸ばせぬように、
力いっぱい至上の力でねじまげてやろう。
憎しみの泡たちに唾をはきかけろ。
永遠の摂理の中にあるものを味方にすれば、
退廃の街にも天使は下りて来るに違いない。
目にも見えぬ苦しみも太陽の光で照らされる。
砕け散る新しい至上の力が生まれることを信じる。
ことごとく私たちを突き落とす事柄でも、
神がいるなら救ってくれるだろう。
吹く風と戯れ、
浮く雲と語ろう。
歌いながらうっとりとする時間の中、
鳥のように大きくはばたいて晴れやかな姿を見せてやろう。
愛を人間に注ぎ込もうにもみなが恐がっていたんじゃしかたない。
みなたわごととみなしている。
愛は愛でしかない。
あれこれと試みる。
私の手に触れたものすべてを愛して、
ひたすらに至上の力を持って生きる。
あきるほどの力を込めて、
元気いっぱいに挑戦していこう。
たたえる心の中を信じて良いものだけをつかみ取る。
笑いながら生きていくことにしよう。
至上の力でしっかりと人生をつかみ、
強い心臓を持って輝かしい時間の訪れを待ちわびる。
隣人へやさしい手を差し伸べる。
私の澄んだ精神をきらめく星に捧げよう。
至上の力で狂い立つ人々の悪に負けないように不純を廃す。
聖なる悦楽に身をまかせ、
苦しみを与えるいろいろなものに立ち向かう。
私は知っている。
至上な力こそ、
地上の地獄も決してむしばむことのない唯一の高貴。
至上の力は神秘な冠の上になりたち、
あらんかぎりの時と世界を見方する。
失われた心の中に未だ知られざる至上の力。
美しい惑星地球にちりばめらたまばゆいばかりの至上な力。
まじりっけなしの光にしかつくられない至上の力。
わけもわからない暗く悲しい退廃は、
人生を写し出さない鏡でしかないのだ。
誰の心の中にも存在している至上の力。
きっかけをつくって至上の力を引き出そう。
  御供 2004/1/15 11/11/10 14/7/4

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