嘘はつきたくない。
ひとつ嘘をつくとすべてが嘘になってしまうから。
腹を割って話せばいいだけなんだ。
うちあけ話しをしよう。
愚かな私でもいつでもみんなを愛しているよ。
そう言いつづけているのも嘘になってしまうことがある。
軽々しく愛しているなんて言えないかもしれない。
心の岐路ではいつも迷わずに進むことのできると信じてる。
この街につながれ逃げ出せないわけじゃない。
太陽に照らされるのを避けているわけじゃない。
愛に囚われ離れられないわけじゃない。
だが、売り飛ばされる愛もある。
捨てられていく愛もある。
愛なんてどこにも転がっていると理解する。
それをうちあける勇気が必要さ。
匂いとやさしさを求めて、
街に出ては探すけれど期待したりはしない。
夜の街にはそんなものありはしないのか。
あまりにも寂しいと思うなら、
近くのものたちに愛を配ることからはじめればいい。
吠えつづけてみても誰も気づいてはくれないかもしれない。
はね返るエコーが耳に残る。
人を蹴落とすことなんて考えちゃだめだ。
からかっているつもりでも本気にされちゃうよ。
相手のターゲットはもう誰でもいい社会。
胸を張ってしっかり歩いていけば後ろ指はさされない。
テレビをつけると悪口ばかりで笑えない。
あふれるゴシップ、
どうでもいいことばかりを取り上げている。
メトロに貼られた広告が嘘ばかりじゃ悲しすぎる。
誰もが愛したいし愛されたい。
真夜中の台所でお腹をすかしているのは嫌なんだ。
うちあけずにいる自分と向き合う。
自由に今日を生きる人と多く会いたい。
強く生きる人もいるが、
口をつぐんで生きている人もいる。
美味しい仕事をいつも食べている人ばかりじゃない。
うちあける。
自分を信じているなら相手も信じることができるだろう。
輝く季節の光をうけて自分の道を歩こう。
豊かなこの国の中でどれだけ許される自由があるのかな。
自由は教えられない。
真夜中に街を抜け出しても三日で飽きてしまう。
縛られることに慣れ過ぎている自分をみる。
モノがあふれているけれど心は乾ききっている。
一滴の水を求めて出くわすと自由だと勘違い。
継続はとても美しい。
眠れない夜にうちあける。
立ったまま夢を見たって現実にはならない。
理屈ばかりを言い合ったって慰めにもならない。
このままじゃどうしようもない。
すべてをうちあけてオープンな心で飛び込んで行こう。
素晴らしい友といっしょに歩いて行こう。
御供 2000/9/25 11/11/19 14/7/4
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