かれこれ10日以上ベットに横たわっていただろうか。
まるで食べることができない。
何もしたくない日がつづいた。
私にとっては珍しいことだ。
でもどうにか良くなった。
人間には未来を見過ごす力があるのかと思う。
治るとわかる自分がいた。
確かに辛かったがどうにかなると信じてた。
信じていた私がいたから治った。
時間の亀裂に落ちる時が、
とても大切な人間形成の時間なのだ。
私は苦しかった。
ベットに横たわり朦朧とする意識の中で、
いろいろな未来を見つめている。
でもあの辛かった体がうそのように回復していくのがわかる。
食べられるということは人間にとって、
とても大切なこと。
とても幸せなこと。
目の前に好きだったものがあっても食べられない。
とても辛いこと。
よく食べて。
よく寝て。
よく動く。
そうしなければ人間は生きてるといえない。
意識の中で戦う。
病気というものはそういうことだ。
あまりにもいままで健康でいたから考えても見なかった。
私にとっていいことを学んだことになる。
これからは無理しないで体のことを考える余裕ができた。
いろいろなことで未来に挑戦していこう。
気づいた時が生まれた時なんだ。
もっとやさしく、
もっとしっかりと生きて行こう。
自分の人生を思いっきり楽しみなさいと言われているようだ。
御供 2003/11/11 14/4/14
0 件のコメント:
コメントを投稿